がくのロータリー人生

二代目マツダルーチェと三代目プレマシー、ファミリアバン、C56に乗るがく




ライブスチーム/ミニSL遊び'12[日野・十日町・飯山線。小さなフォルテとC56・ポニーちゃん]




一年のまとめで、ミニSL・ライブスチームの事を書くのは初めてですが、
機関士になって21年目・自分は30歳という年のミニトレイン活動は、個人的に、いろいろあったので振り返り日記です。
内容的には今年、ミニSL・ライブスチーム・ミニトレインに関して書いた日記の総集編なので、
今年書いた日記たちと重なる部分がありますが、書きたいので書きます。

‘12年・新春
個人的に‘11年後半に人生の大失敗をやらかして、新年を迎えました。
新春は’09年に購入した小川精機製フォルテでOSLSC関東の走行会、八王子にあるレイアウトを、
ガンガン走り込みました。
1月、2月,3月、毎月走って小さなフォルテは3カ月で約50kmを走りました。
安全弁が噴いているフォルテVer.MAZDAと牽引されるパセンジャーカー2両


今振り返ると何かに取り憑かれたように、小川精機やニイザキという会社の、
フォルテより大きな機関車と比べても見劣りしない位、同じかそれ以上のハイペースで走り込んでました
今考えると、この小さな機関車の限界まで走り込んだので、
その経験が鍵になって今年のさまざまな活動に結実していったような気がします。
ひるどき埋火中、フォルテVer.MAZDAとパセンジャーカー2両


‘12年4月。
4月初め、日野市内の平山季重祭でミニSLを走らせました。
9600とフォルテの機関士をしました。「9600みたいに大きな罐はいいなぁ~」

より大きな地図で 平山季重まつり 5インチゲージミニSL・ライブスチーム線 を表示


小さな罐に乗っていると大きな罐に乗るといつもそんな事を考えてました。
京王線の横を走るミニSL

罐を下回りに D51 4月には1/8.4、ファインスケールD51の修理を手伝いしました。自分が他の人のミニSLの修理に関わるのは、
中三、高二頃に関わった国鉄9850型マレー式蒸気機関車以来、三度目。
マレー・D51共に組立図みたいなものを自分は見たことない中での、作業です。
こういう経験で体が機関車を覚えていくんだと思います
5インチD51の足回り 整備中

そして、4月には今年、いろいろ経験した事が始まった時期でした。

ここでまずは、背景説明を。
時はさかのぼって、2011年5月、十日町市市長が定例会見で2012年秋、飯山線にSLが復活することを発表しました。
これは、信濃川の水で発電するJR信濃川発電所が不正取水を行い、それが発覚したため、
水利権が一時取り消された後処理として、お詫びの意味も兼ねて飯山線にSLが戻ってくるという内容でした。

この発表があった時、自分はとてもうれしかったです。小学生の頃、秩父鉄道のC56 363や、JR東日本のD51 498が、
八高線を走る姿を見て、飯山線にもSLが走ればいい、と本気で思ってました。
当時は、まだ、越後川口・十日町、そのほかの主要駅には転車台や給水塔が残っていた時代でした。
でも、飯山線にSLが来る事はなく、時代は21世紀になっていました。

発表があってからも月日はあっという間にたってしまい、SL復活という発表から約1年、4月半ば
「飯山線SL運行2012十日町市実行委員会」という会の設立が発表されます。

しかし、飯山線が’72年に無煙化を達成して以来、SLがはじめて戻って来る街には、
予算が無く、そしてノウハウもないため、SL運行をどうやって迎え入れようか?という検討が官民ともに行われました。
そして実行委員会とは別に、民間主導の別働隊「飯山線SL運行を応援する市民の会」という会が、
「飯山線SL運行2012十日町市実行委員会」に先立ち4月初旬に設立されました。

「飯山線SL運行を応援する市民の会」は、織物産業・地元新聞社・旅行代理店など地域の重鎮たちが集まり、
オブザーバとしてJR東日本十日町駅と十日町商工会議所が付いて、SL運行時のイベントを考えましょうという会です。
「飯山線SL運行2012十日町市実行委員会・にぎわい部会」にも会長さんや事務局さん等、幹部は出席する、
応援する市民の会の会員は約20名ほどでしたが、共通する事は、「SLが好き、雪国・十日町が好き」ということでした。
会長は、写真集を自分で作っちゃうとか。事務局の方も自分でいろいろコツコツと造り上げる方とか。
そんなわけで、何かを実現するときには強力な援軍な訳です。

会の方々は、初会合時からミニSLをつかっていろんなアピールをしたいと考えていたそうですが、
雪国の山里には、そういうものを運用できる人はいなくてどうやってSLが40年振りに戻ってくる街を、
にぎやかに盛り上げようかと考えていたそうです。

(どこぞの納屋に眠っているらしいという未確認情報はあるが、これが実際に表に出てきたのは、
11月10,11日に越後岩沢駅前に出てくる前、飯山線でSLが試運転しはじめる時までよくわからなかった....)

長々と説明が続きましたが、そんな中、生まれだけは十日町で、育ちが日野だけど、十日町が好き、
飯山線が好き、という自分は、飯山線にSLが帰ってくる、そして、
いよいよ本番に向けた動きが始まった!という時期に「飯山線SL運行を応援する市民の会」の会員になりました。
そして、ミニSLを十日町で数度走らせるプロジェクトが始まりました。
これが、「飯山線SL運行を応援するミニSL」「飯山線SL運行を祝い応援するミニSL」の始まりです。
ルーチェと十日町緑道 (写真は、かつて信濃川発電所mで軽便・軌道が走っていたところが十日町緑道になった場所を、
会の方と見に行った時の画像です)
JR東日本から、SL運行日が正式に発表されたのは、8月24日でしたが、実際にはもっと以前から十日町サイドでも、
関係者は日程がわかっており、SL運行本番の11月10、11日は自分にとって2012年で参加21年目になる、
日野市産業まつりにミニSLの機関士として参加する日であったので、飯山線のSL運行本番のミニSL運行は、
早々にNGになったわけですが、それならそれで、街そして、機運を盛り上げるためのイベントを、
いろいろ考えているので、その前の告知イベントには参加してくれ、という話になったのでした。

ここで問題がいくつかありました。
だめという考えと平気!という考え両方ありましたが、だめと思う理由は大きく分けて3つ。

・フォルテの牽引力でイベントの本務機になるのか?耐えらるのか?
・機材を十日町まで運搬してイベントできるのか?
・予算が無いので業者や他の人から有料で足りない機材を借りることはできない。
  自分の手持ちの機材で、いっちょまえにイベントができる?すべてこなせるのか?という具合です。

今まで21年の機関士人生の中で、機関士としては、大河ドラマ絡みのイベントで1年間、機関士したり、
それに絡んでボイラー技士免許まで取っていたり、毎年、数度は地元のイベントに参加していて、経験はある、
レールは、東工学園/日工大の払下品をもらったり、客車は鋼板製4人乗り客車のボディが3輌あって、
実働可能なものは2輌ある、
アウトドアな活動が好きなので、バックヤードシェード・テントやイス・机などがある、
とイベントを主催出来るくらいの経験と機材はある、限られた予算で目的を果たすすべを知ってはいるのですが....

ダメな理由と、十日町で待ってくれてる人がいるなら出来る範囲でやるしかないでしょ!
という両方の考えがあって、さてどうしよう?な訳でした。
結局、やろうという考えに落ちついたので、ここから、機関士21年目にしてイベントをメインにて行うに当たり、
いろんな準備を始めることになりました。

しかし、本当に大丈夫?という不安は拭えません、そこで、まずは計算して理論上行けるかどうかの確認です。
小型蒸気機関車本に書かれている牽引力の計算式にあてはめると、
フォルテは小川精機製のコッペルとボアアンドストローク、動輪直径が同じ、
かつ車重もほぼ同じなので、牽引性能はほぼ互角というが分かりました。
コッペルはBタンクなのに対し、フォルテはCタンクなので、スムーズさでいえばフォルテのほうが上手なはずです。
コッペルは全国各地で運用されていて牽引力も小さいながら必要充分という折り紙つきです。
ならば、あとは一つづつ問題をつぶすだけです。

‘12年5月。
幼馴染で機関士仲間のマー君が住む浜松・佐久間にミニSL機材一式を持ち込んで、ミニSLとBBQを楽しみました。
マー君汽車、発車~
静岡までボンゴに機関車や客車、レールを積んで行ったわけですが、日野-佐久間は約350km。
新東名・ひろびろ!!!初夏のさわやかな陽を浴びみかんを食べながら、ボンゴでスローな新東名ドライブを楽しんで、
フォルテver.MAZDA、佐久間にて
ミニSLと肉とビールで夜中まで遊びました。

佐久間にてミニSLに喜ぶ子供たちここは日本か???という感じでした。来年もまたやろうな!まーくん。

この距離で問題なくミニSLを走らせることができたので、十日町でミニSL運行を行う際の、
懸念事項であった、機材運搬ができるのか?という不安は消えました。

そして、そのあとは、牽引力をどこまで増やせるかを考えました。
正確には牽引力を計算値に近づけられるか?です。
通常、牽引力は、設計時と実際では値に差が出ます。
各部のフリクションロスはもちろんの事、実際の運行で空転させればそれだってロスです。
フリクションを極力減らし、空転させないでレールに動力を伝える事が出来れば、設計値に近づくという訳です。
十日町のとある池の畔と、フォルテVer.MAZDA、走ってる?自分のフォルテには、自分で考えて造った部品を軸箱周辺に装着していて、
販売状態より機関車の揺動は抑えられ、粘着力も向上しています。

また、エンジン・ロッドにも、あたりが十分付いているのでフリクションは少なくなっています。

ドルテ、分解整備中今年、自分が整備し、軸箱周りに同様の改造を施した他の人の小川精機の兄弟機、新品のドルテと比べても、
自分のフォルテのフリクションロスの差は歴然でした。
フォルテは自分のできる範囲で、やりつくした、というところまで追い込んでみたので、
その状態で実家の庭にレールを敷いて、人間に見立てた一袋30kgの米袋を4人乗り鋼板製客車2輌に、
載せて牽引力の試験です。
魚沼産コシヒカリ列車小さなフォルテは、機関士1人、大人4人、他自重、乗用台車、客車の総荷重、約400kg相当だけではなく、
客車2両に大人と子供のペア4組、計8人が乗った、約500kg相当でも牽引可能かつ若干の勾配であれば、
牽出可能ということが分かりました。
しめしめ。
 
 12年6月
十日町情報館前で、ライブスチーム試験走行中実際に運行が要請された、十日町情報館という図書館とIT設備の複合施設に機材一式を持ち込み試運転し、
実際に情報館に来ていた人々に乗ってもらって、仮設軌道や機関車の牽引力に問題ない事を確認しました。

野沢温泉でミニSL・ライブスチーム遊び
十日町の試運転を終えた後は、野沢温泉で東海道新幹線東京運転所の組合の方々が呑めや唄えやしてる場所に行って、
野沢温泉の青空の下でミニSLスキー場のジャンプ台の下で、汽車遊びをしました。
最高な景色の中、ミニSL



より大きな地図で おんぼろ軌道 野沢温泉線 を表示

ここでも、参加している大人や子供に乗ってもらって、
フォルテの牽引力と実際の運行に近い状態で機材に問題がない事を確認しました。
そうすると、残る懸念事項はフォルテの耐久性確認です。
ここは、かつてマツダ・マツダスピードがロータリーエンジン搭載車でルマンに挑戦して、
世界一になった頃の手法を真似する事にしました。
それは本番で想定しうるメニューをすべてこなす、
そして最終テストは壊さないでメニューを完了する、という手法です。
さらに想定しうる総経距離の倍以上を無故障で走れればもう本番でも大丈夫だろうという自信になるはずだ!
という方法で、耐久性を確保・確認する事にしました。

‘12年7月
フォルテVer.MAZDA、白馬ミニトレインパークのバックストレートにて白馬ミニトレインパークにボンゴの荷台にフォルテや中央線電車、客車やBBQ用品をこんな感じで積んで、
またまた、荷台に荷物満載、マツダボンゴ白馬ミニトレインパークに持ち込みました。
そして同コースにて2日間、フォルテを走らせて、フォルテに施した各改良・チューンの耐久性を確認しました。マー君列車、直線走行中機関士は自分と幼馴染のマー君と自作さんと相鉄の指導操縦者さん。
フォルテVer.MAZDAと中央線もどき寄ってたかって雨→晴のなか、ずーっと走りっぱなしで耐久試験走行です。
マツダスピードでいえばFISCO・ポールリカール・シルバーストンでの連続耐久試験みたいな感じです。
白馬ミニトレインパークのBBQスペース結果は期待していた通り、無故障。
4人の機関士が寄ってたかって乗ったわけですが、みんな乗り方が違う中で問題が出ないわけだから、もう一安心。
尚ちゃんの子供・マー君の子供ものった鋼板製4人乗り客車を3両牽引した中央線もどきマー君の奥さんや0歳児のムーちゃん、幼馴染の尚ちゃんや、その友達も来て、いい時間でした。


万願寺でも走りこみフォルテVer.MAZDAそして万願寺でも客扱い状態で久しぶりに走行して試験距離を稼ぎました。

より大きな地図で 万願寺ミニ鉄道 を表示

機械的に弱い個所は補強した状態で、5月から無故障にて合計120km、
1月から合わせると機関車自体は自体は170km近く走り込んでいるという結果がそこにはありました。
フォルテや客車など機材の信頼性も問題ないことを確認できました。
十日町情報館で想定しうる走行距離は約12km。10倍以上走り込んで、
故障はないし各部品の脱落とかネジの緩みわもないわけですから後は本番も、
同様にオペレートして壊さないで走るだけ。
外装のほうも、艤装も実点灯可能なヘッドライトをつけたりしてちんちくりんなおちびさんを、
すこしでもまともに見えるように、アップデートをはかりました。

  12年8月
ここまで来ると、自信があります。いけるはずだ!と。イケイケで、
8月18日、19日は十日町情報館にて2日間、飯山線SL運行を応援するミニSLを実施しました。
18日は10時~12時,13時~17時、
19日は10時~12時,13時~15時、
の計10時間の運行です。

より大きな地図で 十日町情報館線 を表示

初めに乗降にかかる時間と往復運行にかかる時間と客車の座席数で、
乗車人数と走行距離を予想していたのですが、走行距離は予想とどんぴしゃの12km、
運行人数は12時から14時の暑い時間には人がまばらだったという事で予想より少なかったのですが、
800人の客扱いを達成して、十日町側のスタッフの方々もみんなよくやってくだすって無事成功。
こんなおちびさんが無故障で800人も運べるって、我ながらちょっとびっくり。
最終列車-用具運搬 2日間、浜松からマー君が助っ人しに来てくれたりで、本当に助かった。
マー君の奥さんは新潟出身という潜在要素があったからこそ実現できたわけですが、
理解があっていいねぇ~うらやましい。
ラジオフライヤームー号にのったムーちゃんムーちゃんも来てくれた。
まーくん、幼稚園に入る前から遊んでたけど、これからも、よぼよぼのじじいになっても、
腰がダメになるまでは汽車遊びだな。
子供みたいなおもちゃの取り合いだけはやめましょう。


‘12年10月
マツダルーチェロータリーとSKYACTIVE LIVESTEAM フォルテVer.MAZDA
 2回目の十日町に向けて、フォルテの弱点を再整備の上、八王子で試験走行して、
10月に予定されている十日町2回目の本番に備えました。

飯山線SL復活を祝うミニSLにJRの方も十日町の道の駅・クロステン・キナーレで飯山線SL復活を祝い応援するミニSLを実施しました。

クロス10・キナーレで走るミニSL今回の助っ人は新幹線一族の息子である自作さん。マーくんはお国のために水力発電機の整備が忙しく、
今回はお休みです。前回の好評をうけ、線路長も前回の倍。
十日町のスタッフもミニSLに慣れてより楽しく運行できました。
クロス10・キナーレ線 10月は2日間で1000人の笑顔にあえました。
フォルテは2日目午後よりバルブギヤのロッドから異音がするようになっていましたが、
機関士の2人が共に20年以上のキャリアを持つ者だったので、周りにはわからないよう、
うまくごまかして、整備運休もなく無事完走しました。

より大きな地図で クロス10・キナーレ線 を表示

飯山線SL運行の本番時に開催された、十日町SLまつりでは違う方がミニSLを運行されたそうですが、

より大きな地図で とうかまちSLまつり ミニSL を表示

その前段階で、市内の方々にSLが帰ってくるぞ!というアピール役として、
少しでも小さな機関車が役に立ったのなら、よかったなと思っています。

そして、この直後、自分は、ある夢を見ました。
来年以降も十日町でミニSLを走らせている自分の姿と、
その時の牽引機がC56になっている....という夢を。
 とうかまちSLまつりでミニSLを十日町に持ってきた方は、面識はないんですが、
C56も持ってる方で、レールが敷かれていた所の前にある、
鞄屋さんいわく、蒸気機関車で走っていたのはC58だけ、
つまり、C56置いてあるだけでは走ってなかったということだったんですが、
おいらがそのC56に何かの理由で乗るのかな?夢だしな、なんて思うほど、
C56は高価で今の自分では逆立ちしても手に入らないと思っていたのですが...

‘12年11月。
マツダルーチェとC11 325号機が牽引する信濃川ロマン号飯山線にSLが戻ってきました。
C56が配備される以前に運用されていたという、C11です。
十日町駅に着いたC11 325号機またみたいな、飯山線のSL。

発車するSKYACTIVE LIVESTEAM フォルテ Ver.MAZDAと駐機中の9600 20年以上前に初めてミニSLの操縦をした、日野の中央公園で機関士21年目の日野市産業まつり。

より大きな地図で 日野市中央公園線 を表示

今年も9600とフォルテの機関士として参加し、両日共に、最終列車の周回数増量サービス運転を担当。
SKYACTIVE フォルテVer.MAZDAと朝焼け

9600で20人を牽引して 1日目は9600を操縦しての最終列車、2日目はフォルテを操縦しての最終列車でした。
SKYACTIVE LIVESTEAM フォルテ Ver.MAZDA、5人乗り鋼板製客車を牽引

ルーチェとお寺これで例年なら、ミニSL関連の事は終了するのですが、そのあと、もう一回十日町に行って、

紅葉と竹林の中で、ミニSL今後の飯山線SL運行を応援するミニSL・飯山線SL運行祈念ミニSLの今後の活動に向けて、

飯山線SL運行を応援するミニSL/飯山線SL復活祈念ミニSLの機関士育成機関士育成会を実施しました。
飯山線SL運行を応援するミニSL/復活祈念ミニSLの機関士育成

そんなミニSL漬けの生活を送っていて、
5月のD51やOSの走行会で乗らせてもらったBR24とか、産業まつりでの9600、を操縦して、
大きな釜はやっぱりいいなぁ、ということを実感していました。

梅小路蒸気機関車館・梅小路機関区の夕暮れ前もしも大きな罐を手に入れるなら、飯山線をかつて走っていたという、

C56 160 梅小路蒸気機関車館にて C11,C12,C56,8620だよなぁと思っている自分がいたわけですが、
自分の収入や立場では組立てキットを買っただけで370万円もするようC56なんかは手に入る代物じゃありません。
C11の運転台に座る、がくとでもほしい、来年以降も飯山線沿線に行ってよりSl復活のアピールを手伝うには.....
大きな罐はいいなぁ、C56いいなぁ、という事を思っていたら、ほんとにC56が転がり込んできました。
C56・ライブスチームと朝焼け我ながらびっくりです。
夢が正夢になるって本当にあるんだ。多分、今まで積み重ねた事が縁を呼んでくれたんだと勝手に思ってます。

個体はもともとガス焚仕様で、完成後1回くらいしか走った事がなくて、
どうにも調子が悪いので、完成後、ほとんど走っていない、という罐でした。

実際、ピストンロッドやクロスヘッドに摺動痕などがなく、石炭をたいた事もないので、
本当にきれいな罐でした。
でも10年以上放置されたらしいので、錆が浮いているのは当たり前、
火床やハンドポンプの操作棒やテンダにつけるステップ、軸箱へオイルを供給するオイルポッドの蓋など、
無い部品は多く、火室はガス仕様になり石炭燃焼時用の穴はすべてふさがれている、
というようなC56だったので、全検という、鉄道用用語的に言うと、
すべてをばらして点検するに近い状態、中間検査と全検の間くらいの整備を会社から帰ってきて、
夜11時くらいまで毎日実施しました。

ボイラを降ろしたC56台枠とボイラを外して、各部の改造、検査、調整を会社から帰ってきて夜に作業をしました。
分解開始から約2時間半後には初めて触れる機関車のボイラが台枠から降り、
エンジン内部の異物除去や水周りの配管・逆止弁、摺動箇所の潤滑機構など、
ボイラが載った状態だと整備出来ない個所を徹底的に整備しました。
この作業に役に立ったのは、昔東工で9600を作っていたおじさんが亡くなった時に、
3.5インチのコッペルと共に自分の所にやってきたミニ旋盤でした。
汽笛音調特製ピース調整切削中そして12/2、ついにシェイクダウンの日が来ました。
結果は、動画のように結果オーライ。
すべてが上手くいった。急ごしらえ、応急で造った部品もありましたが、
C56 周回走行
そんな部品でも2日午後、3日午前の計5時間ほどをトラブルなく運行しました。
今残っている問題点は、安全弁の切れが悪い点と、
バルブギアのタイミングがすこしずれているっぽい、
ドンキポンプがいまいち、という事。
大井川鉄道のC56 44のようなドラフト音ではありますが、自分の感覚では少しずれている気がします。
フルギア状態でカットオフしちゃっているような?
これは今後要改善ですが、現状では大きな問題ではないので、おいおい修正予定です。

シェイクダウンを手伝ってくれた新幹線一族からはお祝を多数。
軟水・純水製造装置や、
C56/C12の設計図集、渡辺誠一さんの3万円もするライブスチームという本、
(コピーして本はお返しします)等、有形無形のお祝を頂きました。
また、砂箱の蓋も東海道新幹線東京運転所仕込みの技で拵えたモノを頂きました。

タキセ製作所からは自分が作った部品をさらに改良した軸箱油壺の蓋をプレゼントしてもらったり
、動輪舎さんと横のつながりを生かした物品購入を(予定)。
また安全弁も1本は同社製のモノに交換予定です。あ-はやくPS1/4のダイス買わなきゃ!

佐久間のマー君からも祝福の電話が来ました。
十日町の人々には、ミニSL運行スタッフの慰労忘年会の時に発表したのですが、
これまた自分の事のように、喜んでくれました。

自分が今まで操縦した事がある罐は、
5インチはタキセ製作所の9850マレー、東工がらみの9600複数台、C59?、
技功舎のB20-2台、タキセ製作所-技功舎複合D51、
小川精機 T5?,BR24,フォルテ,ドルテ、
3.5インチはキットの製作所不明のきさげ職人のおじさんが作ったコッペルという具合で
、機関士21年目にしてC56は初めて操縦したのですが、
軽快かつパワフルかつスムーズな罐だと思いました。
自分のものだから若干色眼鏡がかかっている可能性はあります。

12月
C56 クリスマスイルミネーショントレイン 前より今年はじめて、声がかかった、クリスマスイルミネーションミニトレイン。

C56 クリスマスイルミネーショントレイン日野市役所前でやっているイルミネーションにミニSLをという事で声をかけてもらえました。
イルミネーションミニトレインにてC56をデビューさせるべく、
12月半ば、これまた運行試験とイルミネーションの仮組をしました。
なんだかんだいってやってる本人が一番楽しんでるんですが、わくわくでした。
より大きな地図で 日野の冬フェスタ2012「みんなで作る冬のイルミネーション」 イルミネーションミニトレイン線 を表示

C56 イルミネーショントレインそして本番!超楽しい。
飯山からは、飯山線にまたSLを走らせたい、という方がわざわざお見えになりました。
びっくりです。嬉しかったです。

そんなミニSL漬けの一年でしたが楽しかった!
今年新たにやってきたC56は、ライブスチーマーに愛用されている機種で、
登場からは10年以上たっている罐です。そんなC56の元気さは折り紙つきです。
日本各地のイベントで走行しているところを見た事があります。
自分も70歳くらいまではこの機関車で遊べるのかと思うと、本当にうれしい気分です。

話は飯山線絡みの事になります。今後飯山線にSLが走るには巨額な費用が必要、
という話が提示されているそうで、
再び運行するのかどうかは未知数ですが、今回、十日町どまりでSLが行かなかった、
長野側の飯山・栄村、新潟県の津南町でもSL運行を望む声は以前よりあり、
東日本大震災で栄村付近でも甚大な被害があったため、
SLを呼ぼうという声は一時立ち消えになっていたのですが、
十日町までSLがやってきたことが起爆剤になり、
今後、運行を目指すための動きが大きくなりそうな事は間違いありません。

飯山・栄村方面でも2年後の北陸新幹線開通時には飯山-十日町-越後川口間での、
SL運行を目指している人々はいる訳で、今後、その方々たちとどう動くか、
そういうことも興味が尽きない所です。

そして自分のC56がどこかで役に立つなら喜んで、というわけで、
十日町をはじめとする飯山線沿線に自分がC56と出向くというのはライフワークになりそうな予感です。

それから、今度、自分の嫁さんになってくれる人は、
ミニSLと一緒に十日町に行ったことが縁で知り合った女の子です。あひぃ。

初めて、中央公園にてマレーに乗った頃の写真 10歳の時、初めてミニSLを操縦して機関士にしてもらって21年。
30歳で国鉄型の蒸気機関車のオーナになれた訳ですが、
これはほんとに周りの人々に恵まれ、助けられて来たから、
出来たことだと思ってます。

肉親に関係者がいなかったミニSLの世界、4年かけて、門を開いてもらったから、
今があるわけです。
かつて自分がタキセ製作所や新幹線運転士のダンディマン、他の方々に、
してもらった事、本当に感謝です。

3台あるミニSL/ライブスチームのうち3.5インチじゃなくて、
2台ある5インチのミニSL、フォルテとC56、とても大切な機関車ですが、
今まで通り、フォルテは、ミニSLに触れてみたい、と思っている、かつての自分のような、
人間、大人子供問わず、見てるだけじゃなくて、と思っている人に
体験してもらう用として、そして、白馬にまたみんなで遊びに行く時の、
一人や家族で走る用、小さな罐の限界を引き出して走る醍醐味を味わいたい時に、
火を入れようと思っています。
C56は、ある程度腕を持った人に操縦者を限定して、
その能力に見合った走りをこれから楽しんで行きたい、と思ってます。

ロータリールーチェとV6ルーチェとC56イルミネーショントレイン。シゴロ・客車・ラジオフライヤートレーラ、イルミネーション5インチゲージ本当、盛りだくさんな、ミニSL・ライブスチーム・ミニトレインで遊んだ1年でした。

今年一年、かかわりのあった皆様方、どうもありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
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  1. 2012/12/27(木) 00:04:09 -
  2. ミニSL・ライブスチーム -
  3. トラックバック:0 -
  4. コメント:3 -
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コメント


 ☆

岳ちゃん、こんばんは(^^)

一年の間にいろいろあったんだね~
なんだか目頭が熱くなりました(^^ゞ

そして、来年はさらに大な潮流になるのかな\(^o^)/
  1. 2012/12/29(土) 00:46:25 |
  2. URL |
  3. マル運 #-
  4. [ 編集]

 ☆RE

> 岳ちゃん、こんばんは(^^)
先輩おはようござます。
>
> 一年の間にいろいろあったんだね~
> なんだか目頭が熱くなりました(^^ゞ
>
> そして、来年はさらに大な潮流になるのかな\(^o^)/
いやはや、このブログで今まで一番長いのかいたので、読んでくれる人、
いるかな??って思ってたんですが、読んでもらえてよかった!!!!

来年も白馬ですぜ!!!C56とフォルフォルと、電動も持ってきます???

来年もよろしくです。
  1. 2012/12/29(土) 06:43:58 |
  2. URL |
  3. がく #-
  4. [ 編集]

 ☆承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです
  1. 2014/07/25(金) 00:54:00 |
  2. |
  3. #
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