★書籍 ロータリーエンジンの構造と整備 ★マツダが東洋工業だった頃、サービス部の部長が編著した、ロータリーエンジンの構造と整備に関する本。 山本健一 編著であった、ロータリーエンジンと同じくこの本は東洋工業の面々により著され、はじがきにはこう記されている。 "東洋工業ロータリーエンジン研究部、サービス部の中尾隆一、小坂田忠、山田正之、坂本英寛、岡田育也、加藤萬蔵の諸氏によって執筆された" 以上、すべてロータリーエンジンの構造と整備より原文のまま引用 内容は 1 ロータリーエンジンの構造 1.1 ロータリーエンジンの概要 1.2 ロータリーエンジンの幾何学的構成 1.3 性能 1.4 ロータリーエンジン部品の構成と機能 1.5 ロータリーエンジンの特徴 2 ロータリーエンジンの整備 2.1 概要 2.2 分解前の準備 2.3 エンジンの取りはずし 2.4 エンジン本体部品の清掃 2.5 エンジン各部の点検と修正 2.6 エンジン本体の組み付け 2.7 エンジン組み付け後の点検と調整 索引 で構成されている。 必要なSST(専用工具)、ロータベアリングのうち替え、メータリングポンプの調整方法、各Δ数値の調整法などが、細かに説明されている。 '72年までに製造・販売された、各車種の整備数値は載っていないが、当時、役に立ったであろう本だと思う。 基本的に、このころのREと、現在のREは補記類や各部品は違う物となったが、整備の仕方自体、同じ箇所が多いので、現在でも役に立つ本であろうと思う。 スポンサーサイト
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★書籍 ロータリーエンジン と、RE四十周年★本日は今から40年前に当時は東洋工業という商号だった今のマツダが世界で始めて2ロータ ロータリーエンジンを搭載した自動車、コスモスポーツが市販発売された日だそうです。 今日の昼、13時にはロータリーエンジン40周年記念サイトがマツダで公開開始されます。 広島では式典があるそうで、どんな式典なんでしょう? 6月2,3日にマツダR&Dセンター横浜で開催される「ロータリーエンジンの過去・現在・未来」展の駐車場には古いクルマを含め、かなり凄いクルマが集まるらしく、今からどんなにふうになるのか楽しみなRE40周年記念日です。 今日、いろんな日記やブログでRE関連の事が書かれると思います。 で、私のところは、昭和44年7月30日に発行されて、ほぼ市販開始当時のREがわかる、 編者 山本健一 ロータリーエンジン について、書きます。 ロータリーエンジン という本は、 山本 健一 編 とあり 1.ロータリーエンジンの概念 森本 和彦 2.基本諸元 達富 康夫 3.基本構造 寺沢 保人 大関 博 4.ガスシール 広瀬 裕 5.冷却 前川 一生 6.潤滑 高木 謙明 7.エンジン振動 森田 泰之 8.点火装置 柴垣 匡男 9.エンジン性能・燃焼 竹内 永生 下司 正春 10.多ローターエンジン 森山 和彦 11.工作法 中村 芳彦 12.ロータリーエンジンの応用例 森山 和彦 によって執筆されたとあります。 (以上、敬称略) 当時の東洋工業、現マツダという企業が現在においても世界で他に類を見ないほどにまで開発に成功したロータリーエンジンに迫る専門的かつ歴史的価値ある書物であると思います。 はしがき、には、山本健一氏が "このエンジンはなお発展の途上にあるため,現在の資料は一つの考え方を示すにすぎない.しかし本書が読者諸氏にとってNSU-Wankelエンジン理解の一助ともなれば、われわれの大きな喜びである。" 以上、ロータリーエンジン はしがき より原文のまま引用 と著しています。 184ページに渡り記され、解説されているロータリーエンジンの姿は、発行されてから38年経った今でもロータリーエンジンを理解の一助に十分なりうるものと感じます。 そして、かつてのロータリーエンジン研究部の面々、世に伝わるロータリー四十七士と呼ばれた方々が執筆したこの書は、読み応えある内容であるとおもいます。 本を読みながら、今後、REがより進化し、販売できる環境にある限り、REが販売される事を願う市販40周年記念日、です。 |
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★オーストラリアの★オーストラリアの中古車雑誌。 オートトレレイダーマガジン(オーストラリア版)。 ![]() 約170円で、厚い雑誌ではありませんが見ごたえありました。 巻頭では、Mazda MX-5の小さな特集があり、現地のマツダの広告が載っていました。 中古車は、 Mazda929(ルーチェ),626(カペラ),323&808(ファミリア)、323F(ランティス) RX-7,MX-5,BRAVO(プロシード)が載ってました。 そうぶ厚くない雑誌に808=グランドファミリアが載っていたのに驚きました。 現地ではマツダの旧車が人気とたびたび報じられていますが、そんな現状が少しわかったような本でした。 また、マツダが生産した親会社の車種も掲載されていました。 お土産、ありがとー!! |
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★日本の名レース100選 Volume023★三栄書房が発行している、日本の名レース100選。 最新号Volume023は、1972年10月10日にFISCOこと富士スピードウェイで開催された、'72富士マスターズ250キロでのロータリー搭載車と直6エンジン搭載車のツーリングカーレースにおける熱い戦いが一冊に渡り取上げられています。 レースは30度バンクを走る6kmフルコース。 いろんな写真が載ってますが、カウンターを当てながら走っていたり、かなり舵角がついているような姿勢で走っていたりと、迫力満点。 レース内容に関しては、かなりダークな感じだったという事がわかります。 当時のサバンナやカペラは、コース後半から直線にかけて速く、対するライバルは今は無いバンクからS字にかけて抜き返すという展開だったそうで、今のレースのよりも抜きつ抜かれつで、今、当時のFISCOへ行く事ができたら、今とは違う興奮を覚えたんだろうなぁ~と思いました。 |
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★ガーグラフィックとレトロミーティング★![]() 今月も、カーグラフィックの出る時期が来ました。 さまざまなメーカーの最新技術を搭載されたクルマの記事や、マツダ関連では世界最速の開閉速度を誇るパワーリトラクタブルハードトップの記事があり、やっぱり、読み応えがある雑誌という感じ。 今月号には一ヶ月前の8月末に群馬前橋で開催されたレトロミーティングの様子が載っていました。 ![]() ちょうど、この反対から撮られた様な写真が載ってました。 水色のノックダウン生産されたクルマと鼓笛隊の影に、ルーチェのルーフが少し、見れました。 |
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★CG九月号~走り続ける理由~★![]() 今月のカーグラフィック。 市販されているディーゼルや、'06年のル・マンで勝ったディーゼルを多角的に取上げています。 読み応え、有!! ディーゼルの熱効率の良さは、最高燃焼温度が高いという事につながり、それは、NOxの排出量が多いという事に直結するそうなのですが、その、NOx対策で、アンモニアが有効というのは、本当に、びっくり!!!! かつて、REが公害対策の切り札として脚光を浴びたのは、NOx排出量が少なかったからでありますが、ディーゼルがどうやってNOxを低減するかというのは、自動車好きにとっては、目の話せない事です。 今月のCGは、6月にあったル・マンも取上げていて、そこに、寺田陽次郎氏も取上げられていました。 自身の状態を知りながら、それでも尚、走り続けようとする姿には、共感!!!!という感じ。 ちょっと大げさですけど、お茶や剣の道のがあるように、僕は"運転の道"もあると思う。[カーグラフィック2006年9月号 より引用] かっこいい、と思いました。 さて、from OUTSIDEでは、下野氏がカーズについてページの半分近く、感想というか所感を書かれてます。 ネタバレな内容に、うなずきまくり。 まじめに面白書く所は、さすが、プロ!!と感じました。 やっぱり、カーグラフィックは凄いと思った今月号でした。 |
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★今月のレーシングオン★![]() 今月号のレーシングオン。 ル・マン特集。 歴史を細かく追ってます。 気が付くと、レーシングオンって、Cカーがらみやそのほかで、スポーツカーの特集をよく組んでます。 上質な紙、大部分がカラーで月一の本なので、千円近いのも納得な感じ。 Cカーの他にも、カルソニックブルーなクルマを取上げたり、日本でマツダより早く、ル・マンの制覇を遂げそうになっていた、メーカーのCカー特集と、気が付くと、いつも同じような内容ですが、そんな内容が多いというのは、結構、売りみたい。 なので、ついつい買ってしまう、という感じです。 |
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