★マツダ 再生への道 日米の自動車野郎たち を振り返る★NNNドキュメント'02 '02年7月22日 深夜 24:25~25:20 NNN系列で放送。 制作 広島テレビ 55分 広報社員すら入れない開発現場に会社創設以来初めてカメラが入った。 「この車の開発は私の、そしてマツダの悲願です...」 ロータリーエンジンの設計士田島さんが言う。 復活の条件は、「象徴ではなく売れる車」 かつて"ガソリンをがぶ飲みするエンジン"と揶揄された燃費との闘いが始まった。 フォードという黒船来襲から6年。 国際化の波に洗われたニッポン企業の苦悩と可能性を探る。 内容は'03年4月に発売されたRX-8と 新型ロータリーエンジン"RENESIS"13B-MSPの開発記。 '12年に一度or永遠に市場から撤退するという マツダのロータリーエンジンですが、 RX-8というロータリーエンジンのために 生まれたスポーツカーの開発映像を後世にという思いに駆られ、 本放送から約10年後、RX-8が発売されてから9年後の'12年4月、 youtubeにアップロード。 RX-8にも乗る自分にとっては、ロータリーエンジンの撤退は、 やっぱしさびしい。時代の流れだってわかっていても、さびしいものは、 さびしい。 この内容に関しては、かつて、この日記で、 NHKや、JNNの報道特集、テレビ東京の経済番組で、クルマ開発現場を放送する事は、 多々あったと思う。 しかし、だいたいはいつ発売になるかいまいちわからない 先行開発の物が対象だったり、発売されたもの、などがほとんどだったと思う。 報道特集ではBHファミリアの放送やったりしてたし。 でも、広島テレビの作った、「マツダ 再生への道」は違った。 放送は2002年7月22日深夜というか早朝(だったはず)。 当時、マツダが新世代車の旗艦として開発していた、 RX-8の開発内容が放送のほとんどだったのです。 発売後に明かされ始めた"裏話"的なものまで、がんがん放送してしまって。 当時、RENESISこと13B-MSPに ジェット・エア・フューエル・ミキシング・システムが つくと思っていた人はいたでしょうか? なんだ、あの、ロードスターは?とか。 見てて、興奮しまくり! 終いには、テストコースを公道上では一般人はしないような 疾走をするRX-8が大写しでEND たまげた。作った広島テレビも取材させたマツダも。 これが外資なのか?と思いましたよ。 また、ブライアンアダムスのI Will Always Returnと メロディーと歌詞も良く似たThis Is Where I Belongが泣かせるのです。 とか、 共に新世代ロータリーエンジン・レネシスと、RX-8誕生に迫った プロジェクトX 技術者魂 永遠に と、ドキュメント'02 マツダ 再生への道。 ちょいと、二つの番組の比較をしてみようと思います。 マツダ 再生への道へ の放送は、'02年。 マツダや他の大手二社も外資の軍門にくだり、 その再建への道のりは三社三様でした。 まずは、東京モータショーでの出来事とからめ、 そういった背景をながす、マツダ 再生への道。 次はマツダ社内での変革を流します。 職場内での英語の浸透ぶりや英語研修の様子をながします。 そして、ついに話は核心へ.... '96年の社長交代会見での、ロータリーを巡る マツダ・フォード両者の意見対立が衝撃的に。 場面は変わり、ロータリーファンが思いの丈を語るシーンと共に、 ロータリーの現状が触れられます。 田所氏もここで登場。次に田島氏、任田氏が出てきて、 それぞれ当時の状況を語ります。そのままの流れで、RX-01も登場。 その後、戦後のマツダと広島の説明が始まり、ロータリーエンジンの歴史・背景を説明します。 燃費改善に関する説明の後、黒いロードスターが登場します。 リーチ氏が試乗したテストコースでの出来事を小田氏の回想を交え説明。 その後、当時のマツダの出来事、商売繁盛安全祈願や宇品第二工場閉鎖、 そして、マツダプロセシング中国での事を流します。 一向に明るい話が見えてこない当時のロータリーエンジンを振り返り、 B作戦の説明が始まります。しかし、ロータリーエンジンの商品計画が消え、 そして、リーチ氏がフォード首脳に掛け合ったエピソードがリーチ氏の回想つきで紹介されます。 現在のRX-8に至った、RX-エボルブのエピソードはここから始まります。 そして、燃費改善の苦労などが流れます。ジェットフューエルミキシングの話がメインでした。 マツダの業績回復にも触れ、RX-8の試作・エンジン搭載風景、その後、 ブリッピングする新型ロータリー・レネシス。 若い技術者に語りかける田島氏。 そして、全力加速をしていると思わしきRX-8が走り去り、エンド... すごい仕上がりでした。発売一年前にここまでやっていいのか???という内容ばかりで。 まねをしようにも他社にはできない、 あるいはまねをしようとは思わないからここまで放送できたんでしょうか?? '96年当時から順に話を細かに追っていった、マツダ 再生への道。対して、技術者魂 永遠には... ロータリーの説明から入りました。 歴代の開発シーンなどが画面に映ります。 サーアマルリアクターやFCなどの姿も映り、そのまま主題歌、 そして、スタジオにRX-8登場。 IMSA・デイトナ24時間でのRX-7の姿や、昔の中古車屋さんの風景、 13B-Tのエンジン全景画像、排気ポートにたまるカーボン、 摩擦溶接などまで登場しました。 かつては、J'sティーポなどにも積極的に登場していたと思う 清水氏も登場します。お宝映像満載!!!! しかし、なんというか、印象が薄いのです。 バランスが悪いというか、なんというか。 多分、再生への道と重ならないように、重ならないようにとした結果、 いいことはいいのですが、後から出したにも関わらず、 私には?マークがつく印象になってしまったのだと思います。 今日は休日なので、技術者魂 永遠に、と、マツダ 再生への道を見くらべた、感想でした。 見比べても放映直後の感想と変わらなかった...でした。 でも、父と話をしていて.... 父が言うには、飽くなき挑戦、という言葉、 そして、マツダの浮き沈みが、NHKの意図していたであろう、 日本を奮い立たせるという目的とぴったりあって、今回を含めた本編が3回、 リメイクが1回、さらにスペシャルでの特集につながったのでは??というのです。 確かにそうかも!!! なんてふうにかいていた時期がありましたが、エンジンオブザイヤーを、 受賞したりした"レネシス"13B-MSPもいよいよ今年の6月、生産中止。 時の流れを感じずにはいられません.... 6月ごろになったら、またいろいろRX-8やREのことについて、 書いてしまうと思うけど、 ![]() ロータリーの味っていうのは一回はまると抜け出せない訳です。 スカイアクティブが成功した時は、ぜひ、もう一度、ロータリーエンジン搭載車、 作ってください。 スポンサーサイト
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☆なんとも…
感慨深いものがありますね…、あの“フィ~ン♪”というフィールは大好きなのですが…。
復活の噂はあるものの一向に具体的なプレゼンもなし、このままロータリーの灯が消えてしまわぬことを祈りたいものです(´・ω・`)
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☆REなんとも…
このっまだと。本当に、終焉.....
FDの時は8ってのがあったけど。 いやーどうなることやら>< > 感慨深いものがありますね…、あの“フィ~ン♪”というフィールは大好きなのですが…。 > > > 復活の噂はあるものの一向に具体的なプレゼンもなし、このままロータリーの灯が消えてしまわぬことを祈りたいものです(´・ω・`)
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まとめteみた.【マツダ 再生への道 日米の自動車野郎たち を振り返る】
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